エクセル
講座
EXCELの関数(AVERAGE関数/COUNT関数/MAX関数/MIN関数/ROUNDDOWN関数など)
エクセルにおける日付や時刻の計算、条件付き書式入力規則、エラーメッセージ、リストの利用などについて学びます。
ワークシート関数とは
ワークシート関数とは、元々Excelの中に組み込まれている部品(以下、
ワークシート関数
と同義)のようなもので、使い方を覚えるだけで「加減乗除」だけでは実現できなかったことが可能になります。部品の使い方は、その部品ごとに違います。予め「この部品はこんな風に使って下さい!」とMicrosoftの開発メンバーが決めていますので、その使用方法に従うしかありません。
これから皆さんは、部品の使い方を学ぶことになりますが、全部で部品は400個以上存在します。ご安心下さい!全ての部品の使用方法を学ぶ必要はありません。その中でも一般的によく使用する部品は、ある程度限られています。当講座では、よく使われる部品に注目して学んでいきます。そこで大切なことは、講座で学習する部品の使い方を理解することで、学ばなかった部品の使い方も、ヘルプやネット等を活用することにより類推できるようになること!これが大切なことです。
まず皆さんが学ぶ事柄は、「へぇ〜こんな部品が用意されているんだぁ」ということです。沢山の部品を使いこなすには、まずどのような部品が存在するのかを一つ一つ検証していくしかありません。また、検証を進めていく上で、「これらの部品を活用してこんなものを作ってみよう!」と御自分なりに想像力を働かすことが大切です。一つ一つじっくり考えながら着実にスキルを高めていきましょう!
使用する際のイメージ
関数は一つのセルに一つの答えを返します。下記のように該当するセル上に利用する関数を記述することにより、同一セル(関数を記述したセル)上に関数からの答えが返ってきます。要するに入力した関数名が「文字列や数値もしくは日付」に置き換わるということです。下の例ではSUM関数を利用して合計金額を表示しようとしています。
上記をまとめると・・
関数を使用する方法
1.答えを表示したいセルをクリックしてアクティブにする(アクティブセルといいます)。
2.
=
を入力する。
3.関数名称を入力する(大文字小文字はどちらでもOK)
4.カッコ(を入力する。
5.引数を入力する。要するにこの部分だけが使用する関数によって違います(勿論、関数名もですが・・)。関数の使い方を学ぶというのはこの引数の記述方法を学ぶ!ということでもあるのです。この部分を「こうしなさい!」という決め事が関数ごとに存在します。「ワークシート関数を利用する!」ということは、一見クリエイティブなことのようですが、実は大したことではないのです。ただ決められた手順に従うだけなのです。クリエイティブな部分があるとすれば、前述したように、この関数をこんな風に利用しよう!という発想自体がそれに該当します。
6.カッコ)を閉じる。
7.Enterを押下する。最後は必ずEnterキーを押下して下さい。意外と皆さん忘れがちです。
超簡単な実践
自信がある方は飛ばして頂いて結構です。
・上記の「関数を使用する方法」を参照しながら、SUM関数を利用してA1からA5までの合計を求めて下さい。
SUM関数の引数:合計を求めたいセル範囲をマウスでドラッグして下さい。
この場合、A1からA5のセルをマウスでドラッグします。
・下図のような画面を利用して引数を入力する方法もありますが、当講座では使用しないで下さい。
関数を単独で利用する場合には便利かもしれませんが、関数同士を組み合わせて利用する場合は
下の画面で慣れてしまうと対処できなくなります。やはり「=」から地道に自分で入力しましょう!
エクセル講座概要